香港の生命保険の最大の特徴
まず、最大の特徴は保険金の受け取りに関する税金が香港では、ゼロ。
日本では所得税・相続税・贈与税、いずれかの税金が保険の契約者・被保険者・受取人の諸関係により課税されます。(もちろん、控除枠はあります)
これは、想像をはるかに超えた魅力ではないでしょうか?
しかし、注意しなければいけない点があります。日本の居住者が香港の保険に加入した場合の扱いは、現在、日本で審議中ではありますが、日本国外での生命保険契約による保険金に対しては、どのような条件でも相続税が課税される事になるでしょう。
ただし、疑問が残る事があります。どのように税務署は課税するのでしょうか?
もちろん、保険金を日本へ送金すれば、たちまち、お尋ねが来ることは間違いないでしょう。
その保険金を日本以外の国(香港を含む)に留保した場合は、どのように課税するのでしょうか? もちろん、これは保険に限らず、投資商品に関するキャピタルゲインやインカムゲインに対する課税についても言えることですね。
(日本居住者には納税の義務があることをお忘れにならないでください)
逆に日本非居住者の方々は、十分、その恩恵にあずかれると信じていますが、将来、日本居住者に戻る方々は確認が必要です。
(これらについても、前例も少ない為、明確な答えはでないと思います)
ただ、先程の繰り返しになりますが、どのように今後の日本の税務署が、これらを管理していくかがキーポイントになると思います。
その他の特徴
(1) 保険名義の書き換えが簡単
法人名義から個人名義への変更・受取人の変更など、日本では考えられなく、自由性に富みます。
なぜ、可能なのか?を考えてみると、やはり、香港保険の最大の特徴である保険金に対する無税扱いに辿り着きます。
(2) 第3者保険受け取りが可能
保険金詐欺(保険金殺人)にもつながる可能性もあるので、賛否両論がありますが、これも大きな特徴であります。
(3)運用商品が充実している
今までのトピックでも何度か取り上げましたが、やはり、香港の生命保険の運用商品は日本とは比較にならないほど充実しています。
私も以前、日本の保険会社に勤務していたこともあり、その差を十分に把握していますし、日本で金融商品を購入する選択肢は自然と消えていました。
ただし、為替リスクだけは忘れてはいけません。
いくら運用成績がよくても将来、保険金受け取り時に、現在より大きく円高にふれた場合、資産の目減りは考えられます。
(ただし、日本円に換えなければ関係ない話ですし、本当に円高に大きくふれるでしょうか?)
こればかりは、複雑経済の中、いろいろな説もありますので、自己判断でお願いします。
さて、今回で「香港の生命保険の隠された魅力 5」は、最終回になります。
今までのトピック中で、読者の方に何らかの気付があれば本望です。
また、投資関連について改めて記事を書いていく予定でありますので、今後とも宜しくお願いします。
2009年7月15日8:16 PM|
カテゴリ:未分類|
コメント
(1)
今回は今までの総まとめとして、香港の生命保駿について、なぜ、私が記事を書こうかと思ったかについて簡潔にわかりやすく述べてみました。
自己責任の時代ですが‥
まず、一般的に日本から観た海外の保険会社〔香港を含む〕に対する認知度が薄いと感じました。
企業保険に分額されますMPFや団体保険などについては必要に応じて、加入されているものの中身(契約内容)を理解していますでしょうか?
おそらく、担当者任せになって無駄な保険料の支払いや逆に必要な保険をカバーされてないのではないでしょうか?
また、保険会社を十分に選択されていますでしょうか?
日本でも破綻している保険会社があるように香港でも破綻している金融機関はあります。
香港でも金融機関の格付けは一般的に入手は簡単ですが、本当に確認していますでしょうか?
銀行や取引先の関係で、保険会社を選択していないでしょうか?
もう、そんな時代ではないと私は考えております。
「自己責任の時代」と言われていますが、まだまだ、日本人の認識は甘いように思います。
個人契約も同じく自己責任
保険会社の選択や契約内容についての理解は企業だけでなく、個人の方々にも十分に関係してきます。
残念ながら、最近、日本では保険会社の保険金不払いの問題が発生しています。
さて、香港は、どうでしょうか?
もちろん、契約違反をした場合や適用外の保障は、どこの国の保険会社でも同じく、保険金の支払いはされません。
特に保険に加入した国と実際に保険金を請求する時に住んでいる国が異なる場合は、いろいろな事を確認してください。
今現在、日本で加入している生命保険を将来、日本以外で請求する可能性があれば、まずは担当者に、その時の手順などを確認してください。
各診断書は日本語でなければ、通常、日本の保険会社は受け付けてくれません。
また、契約者などが日本居住者でなければ日本の生命保険会社は請求を受け付けてくれないと私は確認しております。
つまり、住民票を戻したりしなければ請求が困難な状況と言うことになります。
(詳しくは、現在ご加入の日本の生命保険会社に直接確認してください)
現時点では少なくとも、日本非居住者が日本の生命保険会社に加入している事は、請求しても保険金が不払いになる可能性を秘めております。
逆に香港で生命保険に加入して、日本に将来的に帰国して日本居住者に戻った場合は如何でしょうか?
それらも香港の保険会社を選ぶ場合のポイントになります。
香港の生命保険会社には日本語の診断書を受け付けてくれる会社もありますし、請求時に香港居民である必要性はない会社がほとんどであります。
それがグローバルスタンダードではないでしょうか?
ただし、これも詳細は各保険会社に確認すべき事項になります。
そういう意味で、自己責任は、どの国に居ても変わりません。
次回は香港の生命保険の隠された魅力について、更に補足してお話したいと思います。
2009年6月15日11:00 PM|
カテゴリ:香港の保険|
コメント
(0)
今回も、香港の生命保険についての疑問や質問を取り上げて、簡潔にわかりやすく述べてみました。
質問:生命保険契約後、保険金受取人が死亡した場合は、どうなるのですか?
回答:日本でもそうですが、通常、契約者が保険金受取人を指名し直します。
質問:生命保険契約が有効である期間中、契約者が死亡した場合はどうなるの?
回答:基本的に保険料が完納されていれば、そのポリシーを被保険者が引き継ぐ又は、その契約者の相続関係者が引き継ぐ、保険料が完納していない場合は、新たに契約者になった方に保険料の支払い義務が発生します。
質問:MPFを個人契約で購入できますか?
回答:「はい」購入できます。
ただし、他の投資連動型生命保険を選択される方が、ファンドのスイッチングなど、購入後の利便性は高い。
ただし、MPFの場合は、最低支払い金額が投資連動型生命保険に比べて低く設定できます。
質問:投資連動型生命保険と銀行の投資信託型商品は何が異なりますか?
回答:投資達動型生命保険は‥・
(1) 生命保険の要素を持っていますので、被保険者が死亡した場合は保険金として受取人が死亡保険金を受け取れます。
(2) 銀行のようにファンドのスイッチング手数料を取らない保険会社があります。
(3) 保険満期時に一括受取か分割払いが可能(銀行は一括受取のみ)です。
(4) 運用期間が11年以上で中長期的に資産運用の戦略が立てられます。
(5) 選択できるファンド数が銀行に比べて豊富です。
(6) 初期購入手数料がなく、その全額を投資運用にまわせます。ただし、生命保険のポリシーテャージはかかっていますが、満期時に、その費用が全額、戻ってきます。。
(7)支払金額を自由に変更可能で、一定額を残せば、引き出しも可能です。
次回は香港の生命保険の隠された魅力について、お話したいと思います。
2009年5月15日10:45 AM|
カテゴリ:香港の保険|
コメント
(0)
今回も、香港の生命保険についての疑問や質問を取り上げて、簡潔にわかりやすく述べてみました。
質問:香港で香港の生命保険料は所得控除になりますか?
回答:今、現時点の香港の法律の中に、生命保険料を所得控除できる条文はありません。
質問:中国在住の日本人ですが,香港の生命保険に加入出来ますか?
回答:「はい」できます。香港国内での手続きが必要になります。また、住所証明になる書類(公共的な請求書など)が必要です。
質問:生命保険会社と銀行で扱うファンド系商品は、何が違いますか?
回答:いくつか違いはありますが、大きな違いは被保険者が死亡した場合、生命保険会社はプールされている資金の101%を保険金として支払います。
一方、銀行の商品はアカウントホルダーが死亡した場合、相続問題が解決するまで一切、資金は解放されません。(詳しくはお問い合わせください)
質問:香港で永住するか、将来日本で居住するかわからない。その場合、日本で加入した保険は、どうしたら良いでしょうか?
回答:むやみに日本の保険を解約する事はお勧めしませんが、下記の事項を考慮されて、ご判断ください。
現在、日本の生命保険会社への保険金請求や解約金請求時に、その金額が300万円を越える場合は、契約者の印鑑証明が要ります。(つまり、一度日本居住者に戻さなければなりません)
また、死亡診断書などの書類は、日本の生命保険会社は、原則日本語以外は受け付けません。(特に海外居住者にとって、煩わしい事がまっています)
質問:香港の生命保険料は、本当に日本と比較して安いのですか?
回答:同種類で単純比較した場合、半額になりるケースもあります。
日本で最近、外資系の生命保険会社が人気ですが、そちらの商品よりも比鮫にならないほど、商品力があります。
質問:香港で、会社経営をしているが、日本のように役員退職金を生命保険でプールできますか?
回答:もちろん、生命保険の活用は有効な方法の一つであります。
その理由として、原則、生命保険料は全額損金算入できます。
その他、香港のシステムならではの大メリットがありますが、日本人経営者には、ほとんど、知られていません.
質問:頻繁に中国出張などがあるので、香港国外に居る場合のけがや病気を割安で補償する商品を探していますが、お勧め商品はありますか?
回答:3名以上の加入者で、そのようなニーズをカバーする商品があります。
特に日本からの駐在員以外の方々を雇用されている場合は、ご検討される事をお勧めします。(もちろん、駐在員も加入者になれます)
原則、従業員は全員加入となります。
次回も香溜の生命保険についてQ&A形式で、お話したいと思います。
10:44 AM|
カテゴリ:香港の保険|
コメント
(0)
香港の生命保険についての疑問や質問を取り上げて、簡潔にわかりやすく述べてみました。
質問:日本居住者でも、香港の保険に加入できますか?
回答:現時点で日本の法律に、日本居住者が金融監督庁が許可していない海外の保険(香港を含む)と契約を結ぶことを制限している条文がありますが、次期法案では、実質的に海外の保険会社との契約を認める内容となる模様。(ただし、日本政府の契約者保護の対象外である)
質問:香港の保険の契約者は、その保険料を日本の所得控除の対象に出来ますか?
回答:日本の所得控除の対象には出来ません。
質問:保険金の請求は大変ですか?
回答:各保険会社により、必要となる保険金請求書のフォーマツトは異なりますが、基本的に受取人のサインと死亡診断書があれば問題なく、手続きは進みます。また、死亡診断書も日本語のままでよい香港の保険会社もあります。
質問:契約したあと日本への帰国後、保険契約を解約又は諸変更手続きを行うことは可能ですか?
回答:郵送での手続きで問題ありません。
質問:香港の保険会社の破綻はありえますか?
回答:白由競争・自己責任の原理が徹底している香港では、香港政府が保険会社を助けることは考えづらく、保険会社の破綻も十分に考えられます。ただし、香港の上位何社かの保険会社の経営状態は、大変良好で日本の保険会社に比べれば格付け高レベルでは安心と言えます。
質問:香港では保険金に、まったく税金が掛からないと聞きましたが、日本では掛かりますか?
回答:今までの事例によると一時所得税もしくは相続税が日本において課税されます。ただし、次期法案が通れば、すべて相続税の対象になります。
質問:香港では保険受取人を第三者に出来ますか?(日本はできません)
回答:香港では契約者が受取人を指定できますが、受取人の身分証明書の提出や続柄を公開する必要があります、
質問:日本で健康上の理由から保険に入れなかった被保険者でも香港では加入できますか?
回答:各保険会社の基準ですので、はっきり言えませんが、特別条件を付加したり、特別保険料を保険会社に支払えば、加入できる可能性はあります。
次回も香港の生命保険についてQ&A形式で、お話したいと思います。
2009年4月15日10:43 AM|
カテゴリ:香港の保険|
コメント
(0)